欧州における汚泥処理の開発状況

2015.03.24汚泥処理

EU27ヶ国における下水汚泥の発生量。(2010年時点)

EU加盟国が15ヶ国から27ヶ国に拡大し、下水道普及率が拡大する間に、EUにおける下水汚泥発生量は2005年には900万トン(乾燥ベース)であったのが2010年には1200万トンに達しています。

また下水の汚泥処理の方法については焼却と農業利用の比率が増加しており、埋立処分比率は減少傾向にあるようです。

ドイツの汚泥処理の現状。

ドイツの汚泥処理を示すと以下のような特徴がある。

下水汚泥の埋立処分は行っておらず、農業利用の比率は30%程であるが減少傾向にあり、石炭火力発電所での混焼の比率は23%で増加傾向にあります。

汚泥の単独燃焼の比率は23%程で同じく増加傾向にあるようです。

建設や庭園用資材への利用比率は14%程で減少傾向にあります。

ドイツでの汚泥処理の長所と短所。

ドイツでの汚泥処理の長所は環境に優しく、安全性の高い汚泥処理方法が採用されています。

汚泥処理費用は比較的低く安定していると挙げらているが実際のところは高い費用を必要としている州が多いそうです。

反対にドイツの汚泥処理の短所としては、循環型社会を通じてのリンのリサイクルが不十分であるとされており、汚泥単独燃焼、火力発電所やセメント工場での混焼からはリンのリサイクルが実施されていないことなどが挙げられています。